玉湯町観光名所動画 来待石石 石切り場
[掲載日]2020.06.10[玉湯町観光名所動画 来待石石 石切り場]
[松江市玉湯町、来待石 石切り場]
「来待石 石切り場」のある玉湯町柳井地区・宍道町来待地区には、1400万年前に形成された凝灰質砂岩いわゆる「来待石」と呼ばれる良質の石材が産出され、これが地場産業である国指定の伝統的工芸品、出雲石灯ろうの原材料として、広く知られています。
また、この凝灰質砂岩の層はとても厚く、世界でもまれな埋蔵地帯でもあります。
歴史的には古墳時代の石棺に使用され中世石塔、石仏、近世釉薬(石州瓦の上薬)、建材、灯ろう、石臼、かまど、棟石、墓石などに使用され身近な所にはいつも来待石がありました。
特に江戸時代、松江藩主は御止石として藩外に持ち出しを禁じたほど重要視致しました。松江城をはじめ城下町の至る所に来待石は使用されています。